2011年3月25日金曜日

"Google Groupでひやり"も Google Apps は威力絶大。過剰信頼は慎むべき!?

Google のAppsサービスで昔からあった渋いアプリ「Google Group」はご存知だろうか。

私はGoogle Siteと並んで地味に活用させてもらっている。この「Group」簡単に言えば、掲示板とメーリングリスト、ファイル置き場、ページ作成ができる軽いグループウエアのパッケージ。

しかし、公開・編集権限を活用し、Googleカレンダー、Googleサイト、ブログ(Blogger)など組み合わせれば、強力なチームワーキングを発揮できる。もちろんGoogle Documentも欠かせない。

ところでそのように使っているウェブがある。私のコーディネートする「アルネ小濁」というプロジェクトのウェブの体制を紹介する。

つくりびとの住まう村「アルネ小濁」

http://site.artnais.net/

ウェブサイトはGoogle Site。RSSを読み込んでいる4つのブログはBlogger。5つほどの事業ごとのスケジュールは、各担当のスタッフと共有し、公開機能によって集約→カレンダーで表示させている。
ページ内にはGoogle Documentをインクルードしているので、メンバーで共有しているドキュメントであっても、それぞれが変更を加えればリアルタイムにサイトに反映する。

23年の初頭にはfacebookの「アルネ小濁」ファンページを開設。
各ブログのRSSに加え、Google Siteの トピック(お知らせページ)もRSSを出力が可能。

それを利用して、サイトでリリースするアップデートは漏らすことなくfacebookの特定のファンページにプッシュできる、という仕組みだ。(これにはtwitter feed を使う)
facebookはご存知の通り、強力なコミュニケーション能力を持っている。ファンに向けたライブラリをリアルタイムに公開しているという安心感はある。流しているのみ的姿勢についてはこれからの課題だが・・。

とは言え、すぐさまfacebookの公式認証をいただくことができたのも、このお陰もあるだろうと考えている。

これらのサービス、コスト面では comのドメインを1年におよそ1,000円支払っているのみ。全てのブログ、もちろんサイトにも独自ドメインを当てることができ、メールもGmail。

よって、Googleの無料サービスでこれだけの事がまかなえているのだ。そして、冒頭のGoogle Groupは非公開のスタッフの共有ディスカッション。およびログとしては結構いい働きをするのだ。わざわざコストをかけてグループウエアを維持する必要は一切感じていない。

このGoogle Group。ウェブページにあたる「ページ機能」とファイル書庫にあたる「ファイル機能」を停止してから久しいが、この微妙に残るディスカッション(メーリング)機能はなかなか捨てがたいので、Groupそのものがサービス停止にならない事を祈っている。そんな依存ぶりなのだが・・・

実はさきほど、Groupのディスカッションをいつものように使っていたら、なんと5分たっても掲載されずちょっとひやりとした。

そんな経験をブログに書き始めたら、よく考え直してみると、これだけの機能を無料で使わせてもらっていると思えば、ここまで全幅の信頼を委ねているのも、ある意味危険な態度かな。と。

2週間前に勃発した過剰信頼が引き起こす大災害を体験してそう思った。

2011年3月21日月曜日

Appleの Wireless Keyboard (2009) 不調にて.. 愕然とする

正直言って、Appleのコールセンターの対応には全く不満も持っていないし、申し訳無いくらい丁寧な対応で感謝している。なので、さっさと本題に入る。

Appleの Wireless Keyboardが不調である。経過は以下。

  • どれくらい前からだろう?きっと2ヶ月ほど前から
  • 接続しなくなる症状。バッテリーが少ない。とのメッセージが出て電池交換をする。その頻度が当初2週間くらいだったのが、3〜4日くらいしか持たなくなってきた。
  • そのうちに突然接続が切れる症状。かつ、マシンの起動時には常に接続できていない状態が続く
  • 一昨日より、少し入力しては切断が繰り返されるようになり、使い物にならない状態に陥る
  • 昨日さらに症状が顕著になり使用不能。USBキーボードと交換
  • とうとうコールセンターに電話

使えない理由。例えば入力しているとととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととととと

みたいな大変な事になってしまったり・・・(汗)

コールセンターでは一般的な対処法として、PMUリセットとPRAMクリアを紹介してくれた。参考までその手順を記す。(あくまで覚書、間違っていたらお許しください)

PMUリセット

  • シャットダウンの状態で、電源コード他、あらゆるケーブルを本体から抜き(私の場合はMac mini)、15秒ほど維持
  • 再度繋ぎ直し、電源ボタンを押したままにして起動

PRAMクリア

  • シャットダウンの状態で、電源オン。すかさず、cmd(コマンドキー)+opt(オプションキー)+P(キーボードのP)+R(キーボードのR)を押させ続け、起動音が複数回なったら手を離し、通常に起動

最近こんなトラブルがなかったので、忘れていたくらい。

ありがたい事に、この作業をやる間コールセンターさんは待っていてくれて、即解決に導いてくれた。結果は、やはり改善されず保証期間だったこともあり、無償交換に。(とりあえずひと安心)

さて、現状は昔のApple製USBキーボードを引っ張り出して使っているのだが、驚くべき事は、自分の体を疑うくらい使いにくい事。

キーボードが妙に深いこと。重いこと。アクションが不自然なこと。従ってタイプが遅い、指が疲れる、肩がこる・・。

上げればキリがない。要するに、今のキーボードがいかに使いやすいかに気づいた次第。

快適に慣れてしまうと戻る事が困難であるか・・これについていろいろ考えさせられるのだが、ここは現代の技術にあっさり軍配が上がった談。

 

(3/24追伸)やっぱりキーボードの異常であろう

先日早々と代りの物が届いた。開封。電池をセット。bluetooth設定。すんなりと移行して本日試用3日目。

以前のようなトラブル全くなし。

やはりキーボードの異常であったと判断せざるを得ないが・・いや、やはりらくちん〜(笑顔)

2011年3月11日金曜日

パートナーを救う愛の運動/iPhone,iPad,iPod,水没,水に落とした,濡れた,復旧,起動,トイレ,池,バケツ,・・

「ボチャッ!」という音と「iPod」。なんて嫌な組み合わせなんだろう。

さる8日、水仕事の最中、満々とたたえるバケツの水の中にダイブしたのは、私のiPodタッチ。胸ポケットの中からホールインワン。そこは雑巾と混浴の水深0.3mの恐怖の世界だった。

  1. 推定5秒:水から取り出す
  2. _3秒:服でディスプレー面の水を吸い取る→スイッチ部分、イヤフォンジャック、とドッグコネクタ部を拭う
  3. _5秒:思いっきりコネクタ部分を外にして2~3回振る ★これはどうやらいけなかった!
  4. _2時間:放置(仕事中だったので)
  5. _8日13:00 ホームページの情報を得て対応(水取りぞうさん購入。ビニール袋に入れ密封シール)
  6. _そのまま温かいところを選んで放置
  7. _11日9:00 開封せずに電源オン→変化なし→一部開封バッテリーチャージ→起動確認

DSC00032

起動確認も、これは完全復活とは言えない事を理解しています。

さて、雪山遭難タイプの私がここまでやれた(4日間の冷静な対処)のも、こちらのサイト↓と即座に検索してくれた妻のお陰です。私の文章はあまり参考にならないので、是非以下を眺めておくのがいいと思います。

DOZLOG;IT・WEB・ガジェット・ライフログなど。MaterialTone社長のブログ

感謝とともに、本日大切なパートナーを救う愛の運動を始めました。(*^_^*)/ ,iPhone,iPad,iPod,水没,水に落とした,濡れた,復旧,起動しない,入らない,電源,トイレ,池,バケツ,

2011年3月5日土曜日

Week Cal試用から1ヶ月。待ち遠しいのはiPad版

年度替わりのこの時期、今年度の締めが終わりほっとしたのもつかの間、やって来るのが来年度の具体的なアクションプラン。ちょっとした舵の取り具合で、船は大きく方向を変える。そんな緊張感でいっぱいだったりするこの時期。活躍するアプリと言えば、スケジューラ(カレンダー)ですね。

NewImage.jpg

カレンダーアプリWeek Calを試用「決定版」を超えてる!? を公開して早1ヶ月。すっかり手放せないアプリになっている。本ブログのアクセス数。依然と人気が高いのも、注目の高さを物語っている。

一ヶ月前のレビューでは、「超えている!」として紹介させていただいたが、新学期、新年度を迎えた今の時期さらにその便利さを実感したので触れてみたい。

Week Cal の良さをおさらいしてみると、

  1. デフォルトのカレンダーアプリに比べて多くの情報が表示できる
  2. 多機能ながら表示や処遇をカスタマイズできるので、より使いやすくアレンジできる
  3. 現在使用中のスケジュールをそのまま移行してくれるので、直ぐ使える
  4. 予定のコピーペースト(連続貼りつけ)ができる
  5. タッチパネルならではの操作感がより洗練されている

今日、ランダムに入るインターンシップ受け入れの予定を入れていて切に感じたのは、この「4.予定のコピーペースト(連続貼りつけ)ができる」。

    私は、多くのユーザと同様、GoogleのカレンダーをWeek Calと同期させている。

    GoogleAppsは様々便利に使わせてもらっているが、中でもカレンダーは、プライベート、プロジェクト、グループ、仕事、とサイトへの公開用として様々な共有設定が存在する16個のカレンダーが並んでいて、もはやGoogleカレンダー無しでは日々やっていけない存在になっている。

    そんなGoogleのカレンダーだが、使い始めた当初から使いづらい所が一点だけあった。それが、予定のコピーペーストが出来ない点。しかも、その操作がややこしい。Googleのカレンダーは、繰り返しの予定設定が誠に素晴らしいため目をつむっていたようなところがある。デスクトップアプリなら「コピーペースト」あるいは、Macなら、「ドラッグ+option」で出来るはずだが・・。

    かくして、Week Calのコピーペーストを試すべく、PC版のカレンダーを離れて、iPodでスイスイと。ペースト、ペースト、ペースト・・なんとらくちん。

    この点は明らかに、Googleカレンダーさえも超えてる!そう思った。そして望むらくはiPad版。私はこれ切望する一人。

    iPhone版は、日本円 230円。納得です。Week Cal へ

     

    さて、ここのところ、iPod(touch)、iPadのアプリ(比較的有償版)をいろいろと購入して使い初めています。機会を改めて紹介したいと思います。

    2011年3月4日金曜日

    気づけば革命!行動で大発見! ドキュメントスキャナ [Canon DR-150]

    知っているだけでは何にもならない。我が身に当てはめて、やってみることで初めて発見があるもんだ。

    念願だったドキュメントスキャナを購入して半月たった。機種はCanon DR-150。いわゆる兼価版の双璧の一つ。機種の選定にこだわりはそれほどなかった。最低限の機能を備えていること。移動して使えること。デザインが良いこと。などである。

    スキャナの使用歴は、EPSON → Canon → そして今回のドキュメントスキャナ。
    SCSIフルピッチから始まって、USB電力供給軽量のフラットベットを体験した。

    買い替えの理由は常に、PC本体やOSのバージョンに不対応といった、どちらかというと、本体性能の不具合による買い替えではない。今回もMacBookAir購入で、全機種 Snow Leopardに入れ替わったというキッカケによるものだった。

    充分な性能、納得の環境

    ドキュメントスキャナが優秀な事は知っていた。無駄なスペースを作っている身のまわりに紙が無くなるんだから、そんないいことはない。ただ、良く考えてみれば、

    1. それを取り込む時間
    2. データ処理や、整理する手間
    3. 維持管理にかかる費用やメンテナンス

    これら考えれば、単に物質としての紙が無くなることは正直それほどメリットとは思えなかった。

    買おう。と思った一番の根拠はevernoteだった。もちろん購入後もevernote行きの取り込みが最も多い。

    使ってみて驚いたのは、読み込みスピードが思った以上に早いこと。曲ることもなく、読み飛ばしもなく、精度も高く、いわゆる普通に心配するような不具合は一切なかった。それ以上に、遅ればせながらMacに対応したという、(センスは良くないが)ソフトも自動で立ち上がる、プリセットによるスムースな操作、コンパクト設計など感心することが山ほどあった。

    もちろん、evernoteはクラウドサービスだから、共有やプラットホームを選ばないなど、情報管理の基本スペックに加えて、"勝手にOCR"でGoogleの検索対象にもできるなどのおまけもある。

    これによって、スペースばかりとって活用されないドキュメントが、ばくばくゴミ箱に飲み込まれて行った。
    今後は、iPadを使って出先でも処理できればきっと快適だろう。 (コネクタを購入後)

    ここまでは、期待する効果の想定内。

    「写真を捨てる」に気づいたら

    昨晩、妻が言った一言。研修旅行に行ったときの記念写真を指して、「この写真、例のスキャナで取り込めば捨てられるよ」

    写真を捨てる!

    実はちょっとショックだった。昭和30年代生まれの私は、やはりモノを大切に世代。昨今、本をバラして電子化するという話に、このモノ至上主義的発想が残る我々からすると「本をやぶっちゃいけない」という潜在意識により、いささか抵抗がある。「写真には魂が写る」なんてまさか思わないが、「思い出よさようなら」と言って写真にライターで火をつける如く、写真というものはよっぽどの事がないと捨てないものの一つだと思い込んでいた。

    そして良く考えてみると、実は同じようにもらった写真がいっぱいあるのだ。

    「(ひょっとしたら)捨てられるのかも」と気づいた私は、今朝からシコシコ取り込み始めた。

    DR-150での写真の取り込みは、プリセットをアレンジした。

    • 手動取り込み
    • 片面
    • 200dpi(ものによっては300dpi)
    • 起動ソフト:iPhoto

    写真が汚れていて、ゴミが写って筋がついてしまい、掃除しながらの作業ではあったが、それ以外はなんとスムースなんだろう。そして作業はあっという間に終わり。使い慣れたiPhotoであっけなく整理完了。

    大発見のオマケ付き

    で、実はさらに驚いたことがある。もらう写真の意味なのだが、お解りだろうか?

    最近、facebookやら、twitterやら、自分の顔写真を使う事が以前よりまして多くなってきた。取材等でプロフィール写真や活動写真が必要になることもある。こんな時、なかなか無いのが自分が程良く写っている写真。

    自分のフォトライブラリは自分のカメラの写真がメインだから、自分の写っている写真がほとんど無いは当然なのだ。ところが・・・!

    なんと、整理されずに積んである写真のほとんどに自分が写っているのだ。(当たり前。写っているからくれるのだから・・)

    さらに写真ハガキでいただいたものにはメッセージまで書かれてある。これらがいつでも見られて、簡単に共有できる。これからは、もらった写真はすかさずスキャン!

    ドキュメントスキャナを手に入れて本当によかったと思ったのだが、同時に、知識やモノだけ持っていても持ち腐れ。気づいて行動して初めて発見があり価値が出てくるのだと。

    何かを達成するのに大切な3つのこと。としてつい先日誰かがつぶやいて、リツィートしたのだが、その3つとは、「始めること・続けること・あきらめないこと。」という。私は「始めること(行動)」が最も大事。と写真をシュレッダーに通しながら、このツイートを思い出した次第である。

    2011年3月3日木曜日

    10色の風呂のフタ

    なんといっても注目すべきは、10色の風呂のフタ。
    次に薄さ、軽さ、白バージョンだろう。

    http://www.apple.com/jp/ipad/smart-cover/