2014年11月8日土曜日

18年のピリオド

2014年10月23日が私の進化の記念日だということはその日が来る前に解っていた。
きっとそれは、このブログを始めた4年前の10月26日なのだ。
iPhoneを持って気付いたのは、もう何の苦労も要らないということだ。そして同時に開発に縛られていた自分を解き放つ時が来たというお告げ。

windows OSの躍進を横目に自己の満足に浸っていた日々。(きっとそれはこのブログを始める以前)
私もwindows3.Xに乗り換えずMacを使い続けてきた一人。
Macは標準スペックでLANポートを持ち、マイク、スピーカー、マウスをフォローしていた。
そんなMacで「いかに自分が使いやすいようにファイルを交換するか」、のために様々な工夫をしてきたこと。それは、自分の効率化とともに、他人との(公共との)データのシェアに他ならなかった。

私がwindowsユーザは環境オタクなどと思い続けてきた理由は、本来やりたいことが機械いじりなの?と思うくらい、それを使いこなす事に多くの時間を費やしている様子が見て取れたからだった。(私もMS/DOSで経験した)
ところが、そんな私でも自分の目的のためにやってきたMacとインターネットを使った情報のシェアや自分の効率管理にしても、目標が目的化してしまっていたとしてもそれは否めないことだ。

隣の自宅とオフィスとキッチンにLANケーブルを這わせ、一つのファイルを操作した喜び。とか。
それは私のネットワークの始まりだった。
メールやインターネットを使ったホームページ作り。当初インターネットを地域に広げようとした活動は、後に仕事となり、インターネットを始めるきっかけとなった「自分のお店を宣伝したい」。という目的を超えて、自分のお店を続けることに縛られなくていい、という結果を招くことに。
プログラミングを学んで、携帯電話もフォローしたコミュニケーションのためのシステムや、業務改善のシステムを開発したが、ブログやGoogle Apps、facebookで充分目的は達成できる。

人は往々にして目的と目標をすり替えながら生きていくものなのだ。
それこそが目的だったものは、達成とともに通過点となり目標として置き換えられる。
潜在的な目的意識が無ければそこで路頭に迷ってしまうことになるが、私はそうではなかった。
しかし、本当に大きな目的が達成できた時にはそれを素直に認め、もしかして目標化してしまうばかりに見失っていた本来の目的を見つめなおさなければいけない。それに再び気付くべきなのだ。

そこで、iPhoneなんて4年前だって売ってたじゃん。と思うだろうが・・
いや、しかしなぜ私がその場でiPhoneを選択しなかったかは、このブログの初回を読んで欲しい。
そして今まで何度かiPhoneにスイッチしたいと思ったきっかけも(カメラ性能、GPS)、コストと電波環境の条件が整った。
そして、長く使ってきたGmailの変革、Googleの新たな提案Inboxに代表するリマインダの流れ。

これからはそれらをどう選ぶかに頭の余分を使い、いよいよ本題に入ろう。
地域のインターネット普及という目的や、インターネットの使用環境整備の開発目的。1997年、始めてホームページを自力で公開した時の「私のこうなればいい」。は、私がiPhoneを持って完成したのだ。
新たな目標のために一応のピリオドを打とう。そう実感した。

2014年11月6日木曜日

Googleからようやく招待が届いた!今日から試運転のInbox


素晴らしい機能とアップデートによる改善と信頼性。私にとって手放せない存在のGmail。
いつから使い始めたかな?と思ったら2007年。まだ10年経っていないんですね。
ホットメールなどと呼ばれていたオンライン型のメールに覚悟のスイッチ。迷惑メール問題を見事に解決してくれたGmail。
様々なアドオンで楽しませてくれたGmail。
アカウントを持っているだけでスプレッドシートからWEBの解析まで秀逸なアプリを無料で提供してくれた感動を忘れることはできない。

いまや常識となったGmailも岐路に立たされている?いや新たなステップを踏み出した事で、最強Googleはまた新たな驚きを与えてくれようとしている。(と思いたい)
メールは私にとって無くてはならない存在だ。添付ファイル、カーボンコピー、転送、フィルタを使用しているケースではLINE、facebookやSMSメッセージでは代わりが出来ない。
という状況、つまりLINE、facebook(メッセージ)、SMS・・それらを併用するようになってきた。ということだ。
事実、一言で済むような連絡に件名入力は必要無いし、モバイルの利用率から言って残念ながらLINEが有利な場合も少なく無い。

その場限りの連絡やどうでもいい会話はGmailから他のものにシフトしている。
でも、Gmailを手放す事ができない私。現在どのように使っているか改めて見なおしたら、Inbox誕生の理由を理解できたような気がした。

  1. SNSから抜粋した通知
  2. 仕事の依頼のログ…スレッドの必要箇所を業務終了まで未読にしながら「重要・未読」に置いておく
  3. アカウントや最重要などをスターの色で分類
  4. フィルタで各種自動処理
  5. 完全に不要なものは削除、その他はアーカイブ

※会話やグループ連絡は別のサービスに置き換わっている・・。

モバイル端末を手にしてもう一つ実感できる事はTodoの管理だ。
私は、RTM(Remember The Milk:いわゆるToDoアプリ)と呼ばれるものをいろいろ試してきた。
有償無償ダウンロードしたアプリも多いが、ようやく落ち着いているのが、GoogleカレンダーのToDo(ちなみにモバイルでは「GoTasks」を併用)、
そして忘れてならないのが「Clear」。ClearはiOSとOSXをiCloudでプッシュ同期してくれ、共有taskが作れない以外は、ほぼ完璧に要求を満たしてくれている。

事務所とノマド状態での自分のスケジュールを効率よくコントロールするための、リマインダーの活用をいかにするかが今後の課題となっている。それはきっと、予め入力しておいた時間に単に通知してくれるだけのものでは無いことは明白。

時間はもとより、GPS端末を持ち歩けるということは位置に対するタスクも存在する。
周知のiOSのリマインダー始め、様々なアプリでその機能を満たしている。
個々の環境や必要性においてそれぞれの使い方が存在するだろう。
私にとっては、これまで蓄積してきたマップを始めとした位置情報、クラウドの情報、それとタスクをいかに連携させた私なりのリマインダーの構築。
それが一番の興味であり課題なのだ。

lifehackerの梅田さんがInboxのメールは”ToDo”リストと見なせ。と書いている。
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141104inbox_by_gmail.html
まさにToDoリスト化している私のGmailに大きな変化が起きていくのだろうか、これから楽しみ。