2023年7月27日木曜日

Notionが凄すぎて、欲張ったwebページの取り込みメモ


Notionが凄すぎる件は舌を巻く

フォトストリームが今月26日を以てサービス終了をきっかけもあって、これまで圧倒されながらおよそ1ヶ月使い続けていたNotionをベースにしつつ、Google one(有償版)、Evernote(有償版)、Dropbox(無償版+増量サービス)、iCloud(無償)、Workflowy(無償)、clear(無償)、Obsidian、(およびローカルディスク、)の見直しにかかった

途中経過は省く

もう、Markdownから帰還ことはない

そして、この春からのChatGPTの出現は、プロジェクトビルドのプロセスを一気に変えてしまった

結論、Notionへどんどん吸い込まれていく・・なかで・・

その有償版に手を出さないでいる現状にさらに驚愕の域を脱しないのである

2017年2月23日木曜日

ペーパーレス、タブレット、データ、スマートがごちゃごちゃ

ペーパーレスとタブレット導入がセットになる。
ペーパーレスは、エコなイメージがある。
そこで、タブレット導入をとなると組織では必ず違和感を唱える声があがる。
「紙は必要だ」「新しい機械についていけない者の対応は」「コストの負担は誰が」

追い風として、政府はICT化を推進する。第4次産業革命で国際的にリードしていく必然性や、働き方改革による生産性の向上、そして総活躍社会や少子化対策に繋がる。

余談だが、マイナンバーカードも同じく、メリットとデメリットが利用者に実感しにくい状態で導入を急がれる。共通するのは、個人の価値感覚の差による必要度合いの違いなのではないかと。またスムースに導入に至らない理由は、それぞれが抱える論点がごちゃごちゃになっているせいではないか。「誰の(どんな)メリット→課題の解決」という具合に、正確な把握と、優先順位の判断や冷静な対応がなされていない印象がある。

私のメリット


先日、業務上の書類を受け取った。164ページに表裏の表紙90枚近い紙の束だ。
私はデータで必要なのでホチキスを外しすぐさまドキュメントスキャナで取り込み、Evernoteに。
ただよく考えてみれば最近はデータをホームページに掲載してくれる対応が早くなっているので事務局に問い合わせてみると、これまた素早い対応でホームページで公開してくれた。それはそれでダウンロードした。
無駄な仕事をしたと思わなかったのは、いずれもストレスフリーだったからだ。

因みに私にとっての一番のストレスはスピードだ。単純に早さを意味することもあるが、計画性に伴う実効性の評価。易しく言うと「こうしようと考え、ちゃんとその通りになる」こと。あるいはそれ以上の効果が出てくればその仕組みに期待が増し、価値観が高まる。

データはどこに入れるかがポイント


ダウンロードしたデータ(PDF)はスキャンデータと同じくEvernoteに入れた。
そして、最近試しているSideBooksに転送するためにDropboxに入れた。

SideBooksはデジタルドキュメントを閲覧するためのアプリで評価が高い。いかんせんこの手のビューワーは数限りなくあって、同じドキュメントであってもどのアプリでどんなふうに使うかで、実効性が大きく左右されるので、アプリ選びがポイントでもある。

確かに・・要らない紙がいっぱいある。という例


手にした書類の優れたところと劣っているところを一つ挙げると、Ⅲ項(政策別主要事業の概要)とⅣ項(一般会計歳出予算の概要)」で、同じ内容を分類の仕方を変えて掲載しているところだ。
項目を分けて見せる理由は、大枠な政策は款別の費目(行政の部署)をまたがっているためで、政策で見たい人はⅢ項が解りやすい、仕事でみたい人はⅣ項が解りやすいとなる。
これによってこの紙の束の1/3(紙で30枚強)は内容が重複している。

▼元は一冊の冊子。ホチキスを外してスキャナで取り込んだあと、頻繁に持ち歩きたいものとそうでないものを分けてとじ直す。上がそうでないほうの60枚


私は考えた。私だったらこの冊子は要らない変わりに、データのURLを知らせて貰えばEvernoteとDropboxに入れて先程のSideBooksで閲覧すればいいし、ブックマークや加筆もできる。紙で欲しいところは印刷するが紙の量は1/2〜2/3で済む。
試用中のSideBooksは快適だ。検索もスムースで付箋もまぁまぁ使えそう。早いし読みやすい。
Evernoteに入れる理由は書類をまたぐ検索をするためだ。大量のデータの中から目的のワードを創造的に探してくれる。

▼SideBooksで読み込んだ上記書類のPDFデータで「新井南部」と検索中。只今133ページ目で、ヒットした箇所を表示している。83Pと89Pは重複しているのが分かる。


▼Evernoteの威力とも言える検索。「新井南部」で検索すると、さきほどダウンロードしたPDF書類はもとより、前日にスキャナで取り込んだ画像データの文字も見つけてくれていた。また、過去7年に遡ってデジタル版の新聞をはじめ32件の文書がヒットした。


何がスマートか


デジタルデータの恩恵はというと、いつも手元にあるということだ。
これは天と地ほどの差がある。いつも手元にあるのはこの文書だけでは無くて過去何年もかけて関わってきた文書全てということであったり、電波の届かない海底でふと気づいた時に提案してもらえるいうことだ。一部は可能性の話になるがiPhone(スマートフォン)は現代人が最も携帯性の高いデバイスであるし、ウェラブルの、例えばAppleWatch(スマートウォッチ)なら身体密着性がさらに高まる。スマートイヤフォン(Earpods)、今後はスマートグラス、スマートリングもあるだろう。ストレスフリー+オンデマンドこれがスマートというものではないか。

タブレットが欲しい♡その前に・・


タブレットが(再び)欲しくなった。実を言うとSideBooksの試用はタブレットの必要性を感じてのことでもある。
先程の例であるように、今の仕事のために、これまでとは想像を超える量の書類に目を通すようになり、印刷するようになり、分類するようになった。(#紙の仕分け人)
ようやく一定のルールが一年半かけて出来上がったような気がするが、元データの管理が煩雑だ。
つまり、全ての紙データをスキャナで取り込んでる訳でなし、ブラウザでブックマークしてる訳でなし、EvernoteやDropboxに突っ込んでる訳ではない。こと毎年増えるデータ(数十枚構成のドキュメント)については相応な箱が欲しくなってきた。それがSideBooks的な優れたビューワで、インターフェースはiPadではないかと。

が、まだその前にやってみたいことはある。
タブレットの欠点はいつも手元に無いこと。それによって過去に持った初代iPadは濃い人生を送れなかった苦い経験がある。
Applewatchで通知に気付かないことを恐れて肌身離さずiPhoneを持っている必要が無くなった私は、より小さいこと=価値 のように思っていたiPhoneのサイズを大きくしてみたいと考えている。

2017年2月22日水曜日

しかし悩むなぁ… Mac App「Clear」の同期しない件(再・再)

2013年だから4年以上も前から愛用してるんだな。Clear(微震 iPhoneアプリの同期エラーに悩んだ年末年始と解決の備忘録





ClearはToDo管理のアプリ。それまでもいろいろ使っていたもののノマドを始めた当初からiPhoneで使えるToDoアプリで行き着いたのがClear。「見出し+メモ」の構成で優先順位の入れ替え可能、という超単純な仕様が私にはピッタリ。サウンドやビジュアルも大好きで常にデスクトップに開いておく。AppleWatchでも使えるようになり、益々便利に。

使い始めはiPhone(iPod touch)から。間もなくMac版が出て同期できるということで不動の定番アプリだったんだが先日突如Macと同期できなくなった。ClearはiCloudを介して同期するが、不具合のイメージとしては、Macからのデータとモバイルからのデータの2つがクラウドに存在するようなイメージ。

Macからは設定内のiCloud Driveのアプリの同期を絶ったり入れたり、iCloudの「管理」からデータを削除したり、アプリの削除と再インストールをしたり。
同じくiPhoneからも同期の切断、クラウドデータの削除も行ったりもした。

が、しかし上手く行かない。
ネットで調べてもこれという解決策が見当たらずに本当に困った。
最終的に復活した経過を備忘録としてメモる。丁寧に説明できていないところはご勘弁いただきたい。


  1. Mac側からiCloudのClear同期の切断
  2. 設定→管理 のクラウド上のClearデータの削除
  3. Macアプリの削除 と ダウンロードして再インストール
  4. iPhone側からクラウドデータが削除されているか確認
  5. iPhone側でアプリ内のデータを追加(削除)
  6. しばらく待機(30分ほど)
  7. (気づくと)MacのDockにiPhoneからのClear関連のリクエストが来ているのを確認→クリック→Clear起動(iCloud同期がOffになっている旨のメッセージ)
  8. MacでクラウドにClearデータが生成されていることを確認
  9. Mac側からiCloudのClearの同期設定
  10. MacのClearのPreferencesのiCloudをOn
以上で復活。


2018年1月10日追記
ともかく、定期的に接続が切れてしまう。
今回の対処を忘れないよう書いておく。


  1. いちおうiPhoneファーストなので、iPad、MacとiCloudを切断しておく
  2. システム環境設定>iCloud>管理>Clear →データを削除 ・・この後、この値をチェックして同期が確立されているか確認する
  3. iPhoneで更新 ・・反映されない。→iPhoneから同期してないを確認した
  4. iPhoneとiCloudを切断(データを端末に残して)
  5. 一晩おく(笑)
  6. 「iCloudと接続できない」(turned off...)のような英語のメッセージが出る
  7. iCloudと接続する。→端末のデータを更新 →2のデータが反映されていた
今回はアプリの削除はしないで済んだ・・。

2017年2月17日金曜日

超ド素人的 Uber(ウーバー)乗車体験。次また乗るか!?

話題のUber。
だけど使ったことある人ってどの位いるんだろう?
国土交通省は2017年1月30日から、東京都(東京都特別区、三鷹市、武蔵野市)のタクシー初乗り運賃を現行の700~730円から380~410円に引き下げるとした。・・Uberへの影響は?
値下げ後まもない2月12日、研修目的で東京に行ったのでこれも研修、と体験してみることにした。まるっきり初心者、勉強不足の私がどこまで対応できたか、もしかしたら皆さんの参考になるかも。ネタ的には、キャッシュレス出張の続き。

・Uberに乗るにはアプリが必要。それについてはインストール済み。
・クレジットカードや個人情報は設定済み。
  これでスマホから乗車手続きができるハズ!

乗車距離は短く、東京駅から研修場所である東京国際フォーラムまでとした。徒歩でも7〜8分。ちょっと恥ずかしい短距離だけど、雨が降っていて濡れたくないとか、足を怪我して歩けないとか、荷物が多すぎて移動が困難、と言った場合には使えるのでは?

Uber乗車体験レポート

1.アプリ起動 東京駅に降り立ち取り敢えず屋外へ。車が付けやすい大通りがいいだろうと思い適当に移動。いよいよアプリを起動、すると地図が表示される。目的地を入力。乗車予定場所にピンを立てると「ハイヤーを依頼する」と出る。ハイヤーというのがいまいちよくわからなかったけど選択肢があるわけではないし時間も無い。迷っていられないのでポチッ。(画像はiPhoneのスクリーンショット。上部の時間表示も参考に)

2.オーダー 暗転して「ドライバーを探しています」と出る。

3.待つこと3分で乗車 数秒も待たずして車が確定、「お迎えにあがります」と表示。車が画面のマップ上に現れる。ドライバーの顔写真、ニックネーム、車種、ナンバーが表示される。到着までの残り時間のカウントダウンも表示される。
どこから現れるかが見え、加え車のナンバーが分かるので見つけやすいし安心感がある。
ところが、そのままスムースに乗車かと思ったら多少混乱。近くにいるはずなのに車が見あたらない。
すぐさま電話が掛かって来て、とっさにドライバーからだと思った。(登録に電話番号が必須な理由がうなずけた)
「手を振ってま〜す」・・・あ、道路を挟んで大きく手を振る男性。
結果スムースに乗車。丁寧な応対で嬉しかった。

4.乗車中 黒のセダン。座席は美しく高級感もある。普通のタクシーのようにも見えるが、ネットのサービスという雰囲気が言葉では上手く言えないけど、車内に漂っている。
↓乗車中の画面。乗車中の下のバーは、目的地まであとどれくらいが視覚的に見える仕組み。

↓到着時間予測は正確

5.こんな車 降車後撮影

6.支払い通知 決済はクレジットカードで直ぐにメールで支払い完了の通知が届く

7.領収書 正確な利用ログ。乗車経路まで付くので信頼度が増す。

8.評価 後日メールのリンクから評価させていただいた。多少辛口かと思うけど充分満足している。

感想

スマホを開いて行き先を入力して、ボタン一つでドライバーが迎えに来てくれ、到着したらハイさよなら。
なんとそれだけ!! ストレスフリーで超スムース。
支払った金額が高いか安いか。単に移動手段としての価値感を超えているなと。
こんな妙な経験も数を重ねるうち、こんなサービスが常識になりつつあるところが怖い。
ネットの買い物では、評価によって安心安全が担保されるショッピングは沢山ある。楽天トラベルなどは星の数にかなりの信頼を持っているし、Yahoo!オークション、Amazonマーケットプレイスなどはほぼ期待以上の取引ができる。
ともかく今回も驚いた。
Uber、これ、時と場合によってまた乗ると思う。

2017年2月13日月曜日

新幹線乗った。Apple Watchでハンズフリー!キャッシュレス出張も。モバイルSuica・Apple Pay

切符はネットで予約、そのままiPhoneで受取り、Apple Watchで改札を通過。
買い物もApple WatchのモバイルSuicaで済ますというお財布レスな出張をしてきた。

昨年10月にApple Watch2を購入。
一昨年夏に腕時計を失くしてから不便してたが、次買うならApple Watchをと待つところ、9月にiPhone7と同時に発表があり購入して10月17日から使用中。
iPhone7は防水や上位機種のデュアルカメラで話題になったが期待ほどの大きな変化が無く、購入も検討に入れていたものの噂のiPhone8に気持ちが傾きパスする結果になった。

そこでWatch2。
・バッテリーの持ちは後のOSのアップデートで改善され特に問題無し。
・アクティビティ(運動)データの記録に関しては、それほどのメリットは感じていないがいつか役に経つだろう。
・防水性能の向上は納得。

使いはじめて4ヶ月、気づいたことは、
・iPhoneを見る機会が圧倒的に減った。
・電話の着信を含めiPhoneの通知を受け取れるので、iPhoneを肌身離さず持っている必要が無くなった(bluetoothの飛ぶ距離にあればOK)ことに加え、振動が教えてくれるので着信に気付かない事が減った。
・さらに、水をかまっていたり手がベタベタになっていてもハンズフリーで会話ができるのが便利。(あまりしないけど)Hey Siriで相手を告げて電話がかけられる。



最後に一番の注目は、Apple Pay。
iPhone7にFelicaチップを内蔵したことにより、町のICリーダーでの電子決済が可能になったこと。Apple版おサイフケータイと言える。
Apple PayはiPhone5以降で使えるということだが、おサイフケータイのように使うにはFelicaを内蔵したApple Watch2があれば可能になる。私はiPhone6なので要件を満たす。

私はWatchでしかICリーダーでの決済ができないので敢えてそのメリットに絞ると・・

1.Suicaが使える。これまでコンビニではプリペイドカード(セブンイレブンのnanaco)を使っていたが、Apple Watchを持ってからはモバイルSuicaに移行した。nanacoへのチャージはセブン銀行、ネットからのクレジットカード入金、店頭で現金チャージとなるが、何れもややこしいか現金を扱うことになる。一方Appleの扱うモバイルSuicaはApple PayでもクレジットでもiPhoneのみでチャージできるのでとてもスピーディ。
支払い時は何と言ってもカードを出さなくて良い。モバイルSuicaを使えば特別な操作無しで使えるので、手袋をして袖を伸ばしていても腕をかざすだけ「ピッ」で支払いが済む。
これで私は財布そのものを出す機会が格段減った。
Suicaはコンビニ以外にも、多くのスーパー、ファミレス等使える所は沢山ある。

2.Suica同様電車は乗れる。新幹線の切符もiPhoneで購入できてApple Watchがあれば切符を受け取ること無く新幹線に乗車できる。新幹線の改札もWatchをかざして「ピッ」。で当たり前だが、改札を出る時も新幹線用の改札を出入りするときも何も意識せず通過できる。
料金も「モバトク」という割引でお得。(私の場合、北陸新幹線 上越妙高駅〜東京駅 片道9,080円が8,540円となり、往復で1,080円安くあがる)

 
左 新幹線の切符の購入画面 右 新幹線改札でピッとやった直後(上越妙高駅)、何事もなかったかのように・・

アウトライナーをOmniからWorkFlowyに。スマホでもやれそうか

最近のお気に入りはWorkFlowy
アウトライナーやブレストで使うマインドマップアプリのアプリは私にとって必須。
これまで信者のように貢いできたOmniのOutlinerとGlaffle。いよいよさようならか!?

先ず、Outlinerのほうはいつまで経ってもモバイルとスムースにデータを共有できず、待ちに待ってようやくクラウドでiOSと同期できるようになったと思いきや、長く経たないうちにMacをSierraにしたら起動すらできなくなってしまった。アップデートはおよそ5,000円。もう付き合いきれない。
OmniGlaffleは6Proにしたところ、その後現在もアップデートができずその都度クラッシュする。しかも使いにくさがかわいいレベルを超えてきた。7にバージョンアップはこれまた5,000円。こちらも今のところ払うつもりはない。
Omniにがっかりしている点はこれくらいにして・・

今の事務系アプリのトレンドはこうではないか?

1.モバイルで使用可
2.クラウド(ユーザー同志のコラボレーションやシェア可)
3.無料ないしApp内課金(または月額レンタル)

となるとWEBアプリもありで、最近は非常に優れた使い勝手を実現している。

アウトライナーは自分の思考整理用途なので、クラウドは必須だが他人とコラボする必要は、私は無い。
WorkFlowyはWEBアプリで、モバイルには専用アプリで動作する。
構造は超シンプル。
PCでの原稿作りに重宝してしばらく使っているが、スマホアプリで講演やトークイベントのメモに充分使えることが昨日実証でき、いよいよ手離せない存在になってきた。

一時帰還か・・

進化の記念日から2年と3ヶ月経過した。iPhoneで目標の達成を感じ一応のピリオドを打とうと最後の投稿をしたのが2014年の11月8日。そこに書かれていることを見て驚いている。「新たな目標のために一応のピリオドを打とう。」
全くの偶然か予想していなかった変化がこの直後に起こっていた。
進化とは何かを得たことによって何かを捨てることによって起こることなのだろう。

そしてここに戻ってきた理由は何だろう。

2014年11月8日土曜日

18年のピリオド

2014年10月23日が私の進化の記念日だということはその日が来る前に解っていた。
きっとそれは、このブログを始めた4年前の10月26日なのだ。
iPhoneを持って気付いたのは、もう何の苦労も要らないということだ。そして同時に開発に縛られていた自分を解き放つ時が来たというお告げ。

windows OSの躍進を横目に自己の満足に浸っていた日々。(きっとそれはこのブログを始める以前)
私もwindows3.Xに乗り換えずMacを使い続けてきた一人。
Macは標準スペックでLANポートを持ち、マイク、スピーカー、マウスをフォローしていた。
そんなMacで「いかに自分が使いやすいようにファイルを交換するか」、のために様々な工夫をしてきたこと。それは、自分の効率化とともに、他人との(公共との)データのシェアに他ならなかった。

私がwindowsユーザは環境オタクなどと思い続けてきた理由は、本来やりたいことが機械いじりなの?と思うくらい、それを使いこなす事に多くの時間を費やしている様子が見て取れたからだった。(私もMS/DOSで経験した)
ところが、そんな私でも自分の目的のためにやってきたMacとインターネットを使った情報のシェアや自分の効率管理にしても、目標が目的化してしまっていたとしてもそれは否めないことだ。

隣の自宅とオフィスとキッチンにLANケーブルを這わせ、一つのファイルを操作した喜び。とか。
それは私のネットワークの始まりだった。
メールやインターネットを使ったホームページ作り。当初インターネットを地域に広げようとした活動は、後に仕事となり、インターネットを始めるきっかけとなった「自分のお店を宣伝したい」。という目的を超えて、自分のお店を続けることに縛られなくていい、という結果を招くことに。
プログラミングを学んで、携帯電話もフォローしたコミュニケーションのためのシステムや、業務改善のシステムを開発したが、ブログやGoogle Apps、facebookで充分目的は達成できる。

人は往々にして目的と目標をすり替えながら生きていくものなのだ。
それこそが目的だったものは、達成とともに通過点となり目標として置き換えられる。
潜在的な目的意識が無ければそこで路頭に迷ってしまうことになるが、私はそうではなかった。
しかし、本当に大きな目的が達成できた時にはそれを素直に認め、もしかして目標化してしまうばかりに見失っていた本来の目的を見つめなおさなければいけない。それに再び気付くべきなのだ。

そこで、iPhoneなんて4年前だって売ってたじゃん。と思うだろうが・・
いや、しかしなぜ私がその場でiPhoneを選択しなかったかは、このブログの初回を読んで欲しい。
そして今まで何度かiPhoneにスイッチしたいと思ったきっかけも(カメラ性能、GPS)、コストと電波環境の条件が整った。
そして、長く使ってきたGmailの変革、Googleの新たな提案Inboxに代表するリマインダの流れ。

これからはそれらをどう選ぶかに頭の余分を使い、いよいよ本題に入ろう。
地域のインターネット普及という目的や、インターネットの使用環境整備の開発目的。1997年、始めてホームページを自力で公開した時の「私のこうなればいい」。は、私がiPhoneを持って完成したのだ。
新たな目標のために一応のピリオドを打とう。そう実感した。

2014年11月6日木曜日

Googleからようやく招待が届いた!今日から試運転のInbox


素晴らしい機能とアップデートによる改善と信頼性。私にとって手放せない存在のGmail。
いつから使い始めたかな?と思ったら2007年。まだ10年経っていないんですね。
ホットメールなどと呼ばれていたオンライン型のメールに覚悟のスイッチ。迷惑メール問題を見事に解決してくれたGmail。
様々なアドオンで楽しませてくれたGmail。
アカウントを持っているだけでスプレッドシートからWEBの解析まで秀逸なアプリを無料で提供してくれた感動を忘れることはできない。

いまや常識となったGmailも岐路に立たされている?いや新たなステップを踏み出した事で、最強Googleはまた新たな驚きを与えてくれようとしている。(と思いたい)
メールは私にとって無くてはならない存在だ。添付ファイル、カーボンコピー、転送、フィルタを使用しているケースではLINE、facebookやSMSメッセージでは代わりが出来ない。
という状況、つまりLINE、facebook(メッセージ)、SMS・・それらを併用するようになってきた。ということだ。
事実、一言で済むような連絡に件名入力は必要無いし、モバイルの利用率から言って残念ながらLINEが有利な場合も少なく無い。

その場限りの連絡やどうでもいい会話はGmailから他のものにシフトしている。
でも、Gmailを手放す事ができない私。現在どのように使っているか改めて見なおしたら、Inbox誕生の理由を理解できたような気がした。

  1. SNSから抜粋した通知
  2. 仕事の依頼のログ…スレッドの必要箇所を業務終了まで未読にしながら「重要・未読」に置いておく
  3. アカウントや最重要などをスターの色で分類
  4. フィルタで各種自動処理
  5. 完全に不要なものは削除、その他はアーカイブ

※会話やグループ連絡は別のサービスに置き換わっている・・。

モバイル端末を手にしてもう一つ実感できる事はTodoの管理だ。
私は、RTM(Remember The Milk:いわゆるToDoアプリ)と呼ばれるものをいろいろ試してきた。
有償無償ダウンロードしたアプリも多いが、ようやく落ち着いているのが、GoogleカレンダーのToDo(ちなみにモバイルでは「GoTasks」を併用)、
そして忘れてならないのが「Clear」。ClearはiOSとOSXをiCloudでプッシュ同期してくれ、共有taskが作れない以外は、ほぼ完璧に要求を満たしてくれている。

事務所とノマド状態での自分のスケジュールを効率よくコントロールするための、リマインダーの活用をいかにするかが今後の課題となっている。それはきっと、予め入力しておいた時間に単に通知してくれるだけのものでは無いことは明白。

時間はもとより、GPS端末を持ち歩けるということは位置に対するタスクも存在する。
周知のiOSのリマインダー始め、様々なアプリでその機能を満たしている。
個々の環境や必要性においてそれぞれの使い方が存在するだろう。
私にとっては、これまで蓄積してきたマップを始めとした位置情報、クラウドの情報、それとタスクをいかに連携させた私なりのリマインダーの構築。
それが一番の興味であり課題なのだ。

lifehackerの梅田さんがInboxのメールは”ToDo”リストと見なせ。と書いている。
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141104inbox_by_gmail.html
まさにToDoリスト化している私のGmailに大きな変化が起きていくのだろうか、これから楽しみ。