Google のAppsサービスで昔からあった渋いアプリ「Google Group」はご存知だろうか。
私はGoogle Siteと並んで地味に活用させてもらっている。この「Group」簡単に言えば、掲示板とメーリングリスト、ファイル置き場、ページ作成ができる軽いグループウエアのパッケージ。
しかし、公開・編集権限を活用し、Googleカレンダー、Googleサイト、ブログ(Blogger)など組み合わせれば、強力なチームワーキングを発揮できる。もちろんGoogle Documentも欠かせない。
ところでそのように使っているウェブがある。私のコーディネートする「アルネ小濁」というプロジェクトのウェブの体制を紹介する。
つくりびとの住まう村「アルネ小濁」
ウェブサイトはGoogle Site。RSSを読み込んでいる4つのブログはBlogger。5つほどの事業ごとのスケジュールは、各担当のスタッフと共有し、公開機能によって集約→カレンダーで表示させている。
ページ内にはGoogle Documentをインクルードしているので、メンバーで共有しているドキュメントであっても、それぞれが変更を加えればリアルタイムにサイトに反映する。
23年の初頭にはfacebookの「アルネ小濁」ファンページを開設。
各ブログのRSSに加え、Google Siteの トピック(お知らせページ)もRSSを出力が可能。
それを利用して、サイトでリリースするアップデートは漏らすことなくfacebookの特定のファンページにプッシュできる、という仕組みだ。(これにはtwitter feed を使う)
facebookはご存知の通り、強力なコミュニケーション能力を持っている。ファンに向けたライブラリをリアルタイムに公開しているという安心感はある。流しているのみ的姿勢についてはこれからの課題だが・・。
とは言え、すぐさまfacebookの公式認証をいただくことができたのも、このお陰もあるだろうと考えている。
これらのサービス、コスト面では comのドメインを1年におよそ1,000円支払っているのみ。全てのブログ、もちろんサイトにも独自ドメインを当てることができ、メールもGmail。
よって、Googleの無料サービスでこれだけの事がまかなえているのだ。そして、冒頭のGoogle Groupは非公開のスタッフの共有ディスカッション。およびログとしては結構いい働きをするのだ。わざわざコストをかけてグループウエアを維持する必要は一切感じていない。
このGoogle Group。ウェブページにあたる「ページ機能」とファイル書庫にあたる「ファイル機能」を停止してから久しいが、この微妙に残るディスカッション(メーリング)機能はなかなか捨てがたいので、Groupそのものがサービス停止にならない事を祈っている。そんな依存ぶりなのだが・・・
実はさきほど、Groupのディスカッションをいつものように使っていたら、なんと5分たっても掲載されずちょっとひやりとした。
そんな経験をブログに書き始めたら、よく考え直してみると、これだけの機能を無料で使わせてもらっていると思えば、ここまで全幅の信頼を委ねているのも、ある意味危険な態度かな。と。
2週間前に勃発した過剰信頼が引き起こす大災害を体験してそう思った。
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