2011年1月9日日曜日

激流に突入!その時、船頭であるあなたは同乗者のためになにをすべきか?

ウェブブラウザってのは、みなさんにとっても非常に重要なものだと思うが、メインで使ってるブラウザを変えるってのは、仕事をする部屋を変えるほど大きなことだと感じている。

振り返ってみれば、いろんなブラウザやメールクライアントを渡り歩いたものの、新しいものが出たからと言っておいそれと乗り換えてきた訳ではない。使い慣れたものが自分にとって都合がよいことは間違いない。 環境を引っ越してChromeに乗り換えてから、使い勝手がいいのはもちろんなんだが、見るサイトも微妙に違ってきているし、同じサイトでも見え方が違っているように感じるのは本当に不思議なことだ。 部屋の模様替えをして、机の位置が変わると見える景色や入ってくる風向きが変わるのと同じなのかもしれない。

MacのOSが、9からXに変わった時は窓の世界が変わった。 Aqua(水っぽいデザイン)で、光や影、透明感が備わり、ただ出っ張ってる、引っ込んでるというデザインから、質感のようなナチュラルデザインが取り入れられた。 デスクトップがリアルになり、アプリケーションのウィンドウ、ナビゲーションも準じて自然な立体感が伴うようになった。 窓から覗くアプリケーションのパネルそれに準じてより美しくなり、かくしてwebサイトのデザインも 自然なグラデーションや中間調、透明感、光、影が洗練されてくる。 一時期アクアボタンが流行ったものだが、今は色調を統一し派手な動きを控え本来求めていたものがすんなりと入ってくるようなデザインになってきた。 Ajax(エイジャックス)やfeed(AtomやRSS・フィード)、API ・・これらインタラクティブな技術が本当にwebのコンテンツを豊かにしてくれた。 開発者は、提供されるデザインや基本性能という開発環境にも大いに影響を受け 時代に流されていくものなのだとも思える。その環境を開発する者もいるわけだが。

そしてまたソーシャルメディアに行きつくわけだが、この環境の変化といったらハンパない。激震、激流、大嵐!?

Twitterはじめ、facebook、flickr、ustream、youtube、GoogleBuzz・・ 複数のSMサービスに複数のアカウント、複数のブログ、フィードリーダーとの連携、ポスト、これらを様々な人と絡みながらネットのコンテンツをしゃかりきに構築している自分がいるのだ。半年前は想像もつかなかった。 日々新しいサービスを導入して環境が変化している事実。それによってビルドされてくる新たな繋がりが溢れかえってきている現実。 極端に言えば、仕事場も決めず、住む家も点々としながら働いている更地の開拓者のようなものだ。 息つく暇もないくらい。 今の環境の変化は自分にとっても重要な意味がある、本来の目的や自分の仕事がその先にあるからである。これらは冷静に受け止め、自分を見失うことがあっては決してならない。冷静でいれればこの進化に、本来自分が何を目的としていたかを振り返る事ができる

Mac App Storeが6日に開店。 そしてまた、新OS Lionのユーザインターフェースも匂わせ、Aquaデザインも次世代にバトンタッチしようとしている。(改めてAppleは”らしく”あることの意義を教えてくれた。) iPadは生活にコンピュータのある場所と時間を変えた。そのiPadも2月1日(噂)に新たな進化が。 この荒波を漕ぎ抜けながら、この一年と言わず、この半年。いかにバランスを崩さず、自らが背負っている「会社や業界、地域の未来という同乗者」を目的地まで運んでいけるか、ソーシャルメディアの使い方、冷静に考えてみる必要ありはしないか?

その使命を持った同志も多いのではないか。

0 件のコメント:

コメントを投稿