『APPLEのシンプルは優しさという最大のサービス』から続く
メールアドレスでもドメインでも「ショート イズ ベスト」的な思想はある。
覚えやすい、入力しやすい、という理由があるからだ。では実際、本当にそれを覚えているか?入力しているか? というと最近はそうでもない。
メールアドレスはもらったメールに一度返信してしまえば、メールクライアントが覚えている。
URLも、検索からアクセスすることのほうが圧倒的に多い。
長いURLが不利なツィッターのような文字数制限にも、ショートURLというサービスがある。
いよいよもって「ショート イズ ベスト」という前提は崩れてきているようだが、「見た目の格好良さ」「タイピングトラブル回避」「文字ベースでの伝達」という点は無視できないから、今後も”短さ”は重要視されていくだろう。
シンプルという観点で、電子メール(メール)について2点触れる。
電子メールを書くときに、「◯◯会社 ◯◯◯◯様」と書き出すかたが多いだろう。私もそうだ。
しかしながら、カーボンコピー等で数名に呼びかけている時には有用かもしれないが、一対一のメールのやりとりで必要が無いことも多い。
返信、返信でやりとりしているときには全く無駄である。
メールと手紙は違うので、行頭の字下げや、”拝啓”が無くなったように、この「◯◯会社 ◯◯◯◯様」のお決まりの書き出しも変わっていくのではないだろうか?私は最近、自分から出し始める時以外は殆ど使わなくなっている。
もう一点、メールクライアントの使い初めにやるお仕事の一つ。”署名”について、みなさんは如何に考えておられるか?
罫線を工夫して見た目をよくしたり、 名前とメールアドレス、住所、電話を書くのが大半ではないか。
会社のサイトのURL、ブログのURLもあるかもしれない。コマーシャルを入れる方も多いようだ。
ところが便利なようでいて、返信の度に挿入される署名が長いと、印刷したり読み返したりする際 非常に邪魔で「この署名のおかげで紙とインクの無駄だなぁ・・」と思うこともよくある。
このあたりあくまで私感であるが、無駄なテキストと余白を流す事の迷惑を自分流に考え、私はしばらく前から、住所、電話は書かない事にした。
なるべくシンプルにした結果が、「氏名・メールアドレス・ウェブサイト名とURL」になったのだが、プロジェクトが増える毎、一つのURLというわけにどうしてもいかず、ずっとしっくり来ないままメールをやりとりしていた。参考までに以下。
村越 洋一 <neochef@gmail.com>
@地域再生 サイコー会議 http://sites.google.com/site/saikokaigi
@ねおかん http://neo-cam.net
@つくりびとの住まう村「アルネ小濁」http://site.artnais.net
しかしながら限界。
ブログの数は片手ではすまなくなり、ソーシャルメディアのアカウントもある。
これ以上を行を増やす不恰好と、シンプルに伝えられないもどかしさのせめぎ合い・・。
名前は同姓同名がいるが、メールアドレスやURLは完全にユニークである。という前提で、
- メールは差出人が特定されているので、あえて撤去することに。
- 名前もwebで検索しやすいように覚えやすいニックネームで称号化。
- そして最良のドメインを取得して自分のポータルとする。
Gmailの署名が固定であることや、twitterのプロフィールのwebのURLの記入欄が一つであること。
これが動向を示唆した。
行き着いた先がこれ。
村越 洋一(村シェフ)murachef.com
いかがでしょうか。
この記事は、『サービス それは「優しさ」という人間の基本のこと』@ひとコーナー/ねおかんぱーにゅ南部から続いています
0 件のコメント:
コメントを投稿