2010年12月31日金曜日

自己警告:iPhone(iPod)ムービーの無駄撮りに注意

昨日のHD残量問題。『iTunes、iPhotoの動画データを、別ストレージでスマートに管理する方法』と締めたが・・
さすがに起動ディスクの空きスペース、キリキリで放置する訳にいかないので、事故解決を試みる。

大掃除というよりは、とりあえず整理整頓から。
iTunesは、音声と動画ファイルの格納場所である「iTunes Media」の場所をユーザが指定できるようなので、それはいざとなったらやればいい。これで20G確保。
iPhoto内のムービーは外付けのストレージに移動することに。これで10G確保。

スマートかどうか解らないが、こんなところで年を越すとする。しかし、iPodのムービーの無駄撮りは気を付けないと・・。

2010年12月30日木曜日

やはり大晦日は大掃除か?

Machintosh のクアドラに憧れ、立ってるコンピュータ(縦に長い筐体のMac)が欲しい欲しいと思っていた時代はもう、はるか過去のこと。

2010年の春には、巨大な(音も巨大な)G4ミラードアに変わってMac miniを導入。もう大きさへの憧れも、見栄も無かった。

以前なら、メモリを増設して、できるだけクロックも早いモノを。と財布とのやりとりも楽しむ事もなく、すんなりMac miniに決まったのだが、今になって意外な誤算に気づいてあたふたしている。
原因はハードディスク容量だ。言うまでもなく安価、高速、大容量になった ハードディスクにまさか足をすくわれるとは思ってもみなかった。

私の仕事は主に情報処理とデザインワーク、WEBコンテンツ制作、コーディングや簡単なシステム構築なのでどれも多くのデータ容量を扱う訳ではない。おまけに頻繁に撮影するデジカメも2Mピクセルと低解像度。なおかつ、オンラインのストレージも活用してます!なんて、荷物の少なさも自慢にしていたら大間違い。このところ「ディスクの容量が少ないです・・」的なアラートが出るようになり、初めは自分の目を疑ったがどうやら危機的状況だったようだ。

それがどうも、youtubeのダウンロードと、iPodの動画撮影にあるらしい。なんとこの”アッタリマエ”の事をうっかり忘れていたのだ。
なら、すてりゃいいじゃん。と思うだろうが、せっかくのコレクションを手放したくない。デジタルで管理が前提で、iTunesにストックしておくとデフォルトでは本体の容量を食っていく。iPod動画カメラもiPhotoと同期させているので上手く整理されている。この辺の仕組みを見なおさなければならなくなっている状況。

掃除も進化という訳にいかんだろうか?ハードディスクの入れ替えはしたくないし、やはり増設しかないのだろうか・・。 
『iTunes、iPhotoの動画データを、別ストレージでスマートに管理する方法』ウカツな私に、良いアイディアがあったらどなたかご指南いただけないだろうか・・。

2010年12月24日金曜日

iPad, iPodでの失敗談より勝手に思う

非の打ち所の無いiPad、iPod・・なはずは無い。
失敗すると、人のせいにする自己中な私(笑)。

アイコン(ICON)表示はMacの得意とするところで、開発当初から親しまれている実績あるインターフェース。
昔に比べればドットも細かく、立体的かつリアルなものになり、AQUA以降さらにデザインが良くなったと思う。
その視認性の良さは誰もが認めるところだろう。

そのアプリのアイコン。
ベンダーが自由にデザインできるのはいいんだが、たまにえらくシンプルで、数あるアプリの中から探すのに戸惑う事が多くなってきた。
デスクトップを整理すればいいのだろうが、インストールが重なるとレイアウトが崩れてしまい、自分はなかなか上手く整理できていないのが現状だ。
スムースなアクセス。今後のバージョンアップに期待。

ところで、アイコン表示の操作性のネックはアプリのそれよりも、起動後の操作画面でさらに顕著だ。

いろんなデザインの「→」。これは何を意味するんだろうか?押してみないと解らないことも。
プリファレンスの位置も様々。
デリートの操作感も様々。・・
その辺の開発ポリシーが統一されていないため、各社四苦八苦しているのだろうが、
そろそろ扱いに慣れてきた私。失敗も多くなってきた。

「あ〜っ、送ってもたっ!」
「ささ、捨ててもたっ!」
が、実は結構ある。

きっとPCアプリと違うこれらのせいなのか?

  • アイコンに文字の付加が無い(スペース上難しそう)
  • マウスオンで吹出しヘルプが出ない(タッチスクリーンだからなぁ・・)
  • アンドゥ・リドゥが上手に組み込まれていない(メモリーの問題?)

ついでに操作性で言えば、個人的に改善を望みたい部分として・・

  • iPodを片手で操作時に、行頭にカーソルを持って行きづらい
  • iPadのキーボード操作時に、候補決定しようと幾度と無く"w"を押してしまう
  • 矢印のカーソル移動キーが欲しい
  • 画面ロックが欲しい

などあり、どこまで最大公約数のレベルにあるかは、まったくもって不明。

2010年12月22日水曜日

「iPad」「ソーシャルメディア」今年もあと10日をきり 2010年を振り返る

「twitterへの姿勢の変革理由を垣間見た・・」と、大進化愛読者?の一人でもある友人に指摘され、まさしくヒトは”変わるいきもの”を実感した。

昨晩、購入から初めてb-mobile(無線ルータ)を自宅に持ち帰るのを忘れ、久しぶりにネット無しの夜を過ごすことになった。不安を吹き飛ばそうと、iPadで久しぶりにゲームをしようかとも思ったが、youtubeからダウンロードしてあった、大ファンのスター・トレックのTVシリーズを見ることにした。「iPadってスター・トレックの世界だよね」などと妻と話しながら、いつものごとく、ものの5分もたたぬうちにいびきをかいていたようだ。

スター・トレックよろしく、寝っ転がりながら映画を見たり、過去の記録を検索させたり、見知らぬ人からのアクセスのアラートが鳴ったりするiPad。一年前の私を振り返ればこんなライフスタイルを想像し得なかった。
この一年私が大きく変わった最大の理由は、間違いなくスノーレパード搭載のワイヤレス環境Macの伏線ありき、b-moble経由のiPadであった。

iPod以前、私の現場記録は、スナップ主体の無焦点デジカメの撮影が大半だった。
それは定期的に、デスクトップMacのiPhotoに流しこむ。 
iPhotoを見返せば、いつどんなことをしたかが解る仕組み。
iPadを購入してから、メイン機であるMacのiPhotoを過去一年の写真と同期させるようにしてあり、いつも一年前を振り返られるようになっているところは以外に便利だ。 例えば、

去年のクリスマスはこんな物食べたんだな。
これは、年明け一発目の仕事だったなぁ。
この人と出逢ってまだ一年経たないんだ。・・などと、いつでもどこでも振り返る。

インターネットやPCの環境を振り返ることもiPadが手元にあればたやすい。

《2010年のPC環境 村越に新しかったこと》

  • G4ミラードアからMac miniへ)3月28日。ワイヤレスマウスとキーボード、スノーレパードとの出会い
  • b-mobile購入)9月28日。モバイルでインターネット環境可能に
  • iPod touchの新型購入)10月17日。動画撮影可能に
  • iPad同時購入)10月21日。
  • 「大進化」ブログ開始)10月26日。
  • MacBook から MacBook Airへ)10月27日。サブマシンの軽量化、フラッシュストレージとの出会い

う〜ん・・。感慨ひとしお。

変わることは、思い切りや、驚き。出費も伴ったが、過ぎてしまえばすっかり当たり前になっている。
それが一年前との差をこうして振り返ってみると、怖さすら感じる。iPadはスター・トレックの世界。なんて思うことも、しみじみと感じている余裕すら無かったことにも気づく。 それが現代。

冒頭に書いたが、以前から使っていたtwitterアカウントも引越しし、mobile環境を手に入れて、気持ちもあらたに初めてみたものの、"twitter"この”愉快さ”に翻弄されている。(今頃twitterなんて遅いだろうね)
facebookしかり、ustreamしかり。ソーシャルメディアと呼ばれるこれら、間違いなく急加速する!数あるSNS、MIXI、ブログとは異なる。
人と人の”縁”を変えてしまうに違いない。

つい先日、今年スノーレパード対応のため、きっと最後のソフトウエアのアップデート「宛名職人」をダウンロード購入したのだ。しかしながら、毎年思う年賀状の不合理さ、いよいよもって許容できなくなってきているのは事実。
なぜなら、『一年に一度、決まった時期に決まったようなご挨拶と近況報告を儀礼的に行う相手の存在感』が、ソーシャルメディアによって、さらに希薄にされつつあるためだ。なおかつ、多様化の次にやってくる淘汰や整理。
せっかく買ったソフト。年賀状のために使うのはひょっとしたらこれが最後かもしれない。と思いつつ、大進化の2010年を終えようとしている。

2010年12月15日水曜日

「iPodを"いますぐ"買いましょう」の理由

(読者様のために別記事にした。使い回しの感があるが、話が回りくどい性格とお許しください)

iPhone iPhoneと、アイフォーン無くして◯◯無し。みたいに思っていたかたがいるとすれば、全然そんなことないよ。たった2万円で維持費0円のiPod touchはすごいよ。という例を紹介したい。

二つ前の記事に遡ると(Apple GarageBandに"2度" 超おどろく)、結局マルチトラッカー(多重録音App)に行き着かない私は、こつこつとトロンボーンの練習をやることに。
こつこつはいいけど、だらだらは進化しない。そう思った私は昨日紛失したBossの電子メトロノームを諦めきれぬまま、iPodのメトロノームAppを探すことに。
そして沢山あった中から特にこだわることなくMetoronome proを購入。(確か人気度が高かったと記憶している..) 
Analog音以外の音源はあまり使う気にはなれないが、なかなかいい音で使い勝手もそこそこ。メモリー機能も充分要を満たすし、期待通りであった。さっそく曲の途中で変わるテンポとシャッフル部分をブックマーク!快適!(このレポートはまた別のページで)

AppleのAppの管理は大したもんだと思う。持っている人には当たり前に知っているが、同じユーザならマシン(iPad,iPod,iPhone)を複数持っていても何度も代金を支払う必要がないのだ。ここがミソ!

http://farm6.static.flickr.com/5050/5262167864_3efe0bb505_m.jpg

iPodで使おうと思っていたApp、Metoronome proだが、iPodは演奏をボイスメモで録音するんだから、いくらマルチタスクとは言えメトロノームは同居できない。そこで、iPadが登場する。
おもむろにiPadを起動。そしてAppを(無料)再インストールだ。
鳴らしてみると、筐体が大きいせいもあって、音量も大きいし音もいい。(なんか幸せ〜)

そして、iPadをメトロノームに、iPodを録音機として進化した?練習を開始。(いや、練習に効果がなかったはずは無いですよ)
#ちなみに、楽譜はiPadに取り込んでもあるので、もう一台ハードがあればiPadは楽譜にもなるということ。

今さらながら、iPod touchはおすすめだ。iPhoneに隠れていた(?)iPod。クリスマス商戦があるのかないのか、TVCMでも見るようになってきましたね。そう、「なんでも出来る」はiPhoneと変りない!だからおすすめ。(汗; 電話は出来ない、Wifi環境がなければネットに繋がらない。唯一欠点は現時点でカメラの取り込みが低解像度)

ただしかし、ここに書いたような理由で、iPodは何台あってもその利用価値はある。そして無駄にならない。どうしても不要なら、親兄弟、親戚ご近所にくばってもいいし・・最後は計算機でも。(笑:
躊躇しないで今直ぐ買って損の無いツールだと思う。→Apple Storeでipodを(自分のお金で)今直ぐ購入

iPodTouchアプリ:InstagramとTwitter、Facebook、Frickr、Marseditの連携は凄い!

iPodのInstagramという無料Appを使い始めた。理由はTwitter(私=murachef のフォローはこちらへ)やfacebook(私とfacebookで友達になるはこちらへ)で写真を簡単に共有する"方法の一つ"として。

もちろんそれもスムースなのだが、Flickrにシェアできるところも私にとってはポイントが高い。

例えばこんなことができる。↓

http://farm6.static.flickr.com/5050/5262167864_3efe0bb505_m.jpg

・・え?、なにやら解らないと思うが、解説するとこうだ。

  1. 「例えばこんなことができる。↓」と書いてからiPadで昨日ダウンロードした有料App「Metoronome pro」を起動(≒5秒)
  2. iPodで撮影とアップロード(≒15秒)
    1. iPodのInstagramを起動
    2. 撮影
    3. レンズのフィルタを選択
    4. FlicrとFacebookとシェア(Instagramのサイトにアップも兼ねる)※FlicrやFacebookにもアップロードされてる (^^)w
  3. この記事に読み込む(≒5秒)
    1. Macのデスクトップアプリ「ブログエディタ:Mars Edit」(私愛用のソフト)でFlickr画像挿入 ※MarsEditは管理しているアカウントのFlickrの写真を簡単に挿入する機能がある。いうまでもないが、Flickrは自動リサイズ&美しいシャープ!

ここまでが、ざっと30秒かかっていない事実!! 実演を希望されるかたは、サイコー会議のオフルームにお越しくださいね

デジカメ撮影をPCに取り込んで、写真加工ソフト使ってフィルタリング、何サイズにも書きだしていくつかのサービスにアップロード(投稿)なんて作業をまともにやろうと思ったら、以前なら気が遠くなったろうに・・・というか、ハッキリ言ってやらない。

あ、よかった。進化の話につながったみたいだ。ほっ

あ、そしてそうそう、iPad版MarsEdit切望!とつながるのだ。

2010年12月14日火曜日

Apple GarageBandに"2度" 超おどろく 

進化に慣れたので脱線!?(笑:

AppleのiLifeに1パッケージのGarageBand。(私はAirを10月21日に購入したので運良く?iLife '11)

DTM歴の長い私。とは言っても、およそ20年前にヤマハの専用シーケンサーQX5を使い倒し、PC98(MS-DOS)のアプリケーション「kuwatec」(誰も知らないハズ)を愛用したのが最後。というのだから、語る資格無しと言われそう。

当時を思い出すと、サンプラーなるものが初めて世の中に出始めた頃で、私が所有したKORGのDSS-1(30万もした!)、AKAIのサンプラー、シンクラビアなんというのが出てきた頃だ。
FM音源で一世を風靡したYAMAHAのDX-7と同世代を生きたのだから貴重な体験と言えるかもしれない。名機TX-802持ってるぞ!・・とか楽器の話はそこそこにして。

シンセサイザーなどの音源を自動演奏させるための入力やそのソースの事を、単に「打ち込み」と言ったりするのだが、自分の場合、音源はオリジナルでミックスするか、サンプリングと決めていた。出来合いの物は使わない主義。「 作ったほうが早い」というのが、今の制作でもスタイルは変わらない。かつ、リズムからベース、バッキングそれら全てリアルタイム入力が私のやりかた。元を返せば、今のような高音質のサンプリングや、センスの良いバッキングパターン、幅広い選択肢が無かったから。とも言える。(幅広い選択肢は得てして、選ばされる事で作る事を忘れてしまう。という弊害をもたらすがそれはテーマが違いますね・・。)

出来合いのパターンを組み合わせて音楽を作ろうなんて一瞬たりとも思わない私は、よってGarageBandなるものは、存在は知っていても、Google Analyticsで言えば、直帰率99%のアプリケーションだったのだ。

歳は取るもの?
なんだか、ちょっと時間が勿体無くなったり、簡単にすまそうなどとヘンな欲望が出てきている私は、GarageBandを使ってみようという気になった。最近復活したトロンボーンの練習用に。である。

きっかけは、かっこいい金管アンサンブルの曲があって、自分の演奏を録音してパートを重ねて アンサンブルの練習をしたいと思い出した。では、ということでiPodのボイスメモを使い、録音→アンプに繋いで再生。これがまた恐ろしくうまく行った。iPodのマイクの性能のおかげか、非常によく拾う。

調子に乗った私は、多重録音ができるiPhone App探しにネットを走る。あった、あった。いろいろ・・。有償でも数千円だから、昔の自分なら速攻購入しただろうが衝動買いは禁物。もう少し検討しよう。ということで、手持ちのGarageBandが登場するのである。これなら、可変のリズムに合わせて、簡単なバッキングを一曲分用意できるのでは。と思ったのである。

GarageBand 11

何だか使い方がわからぬままやり始めて、まず”びっくらこいた”のが、カッコイイ。巧い。いい音。
さらに驚いたのは、演奏パターンをシャッフルできたりすること。MIDIデータだからそれも当然可能だとは思っても、ここまで精巧に取り込んで、かつ不自然さが無いデータ作りはそんなに簡単なことではない。サンプリングの技術、加工、PCのパワー・・DTMにブランクがある私は、いろんなものに同時に驚けた。

そして、へぇ〜こんなアレンジ繰り返しているだけでもカッコイイなぁ。と感心したのはつかの間。
さて、コードは? あれっ、コードは? 曲中のテンポのアレンジは? ???
どこ探しても無い。いくら探しても見当たらない。トランスポーズするのかな?マイナーパターンがあるのかな??

悩んで悩んで何分経ったろう・・ものすごいショック!
GarageBandにはそういう機能は無いのだった。
ここまでいい演奏パターンが入っていても、ただ繰り返すだけ。く、くりかえすだけぇ〜〜?

考えられないと思うと同時に、「この価格にそれ以上を求めた自分」と冷静になったり、「なんてアンバランスなソフト」と評価したり、 本当?としつこく疑ってみたり・・。
そもそもが、ちょっと音楽をそれっぽく楽しんでみたい人用であったり、シーンのBGMであったりする訳だからそれで良かったんだ。でも、贅沢な時代だなぁ・・とも。

う〜ん残念。ともかく自分の用途には諦めるしか無いなぁ。となった次第。

2010年12月9日木曜日

b-mobileユーザ続出

オフィスは常時接続で、当たり前だと思っていた。 b-mobileは毎日帰宅から出勤まで漏れなく使っているわりに、よく考えてみたらオフィスは留守にする日があったりする。 なんだかもったい無く思えてきた。 同じく、携帯電話も使用頻度が下がってきた。携帯のメールは履歴がGmailに残らないのに対して、携帯(私はFoma)からimodeでGmailにアクセスすればそれが残る。故にわざわざGmailを使う習慣になっていた。しかしその必要も無くなった。電話もあまり使わないから、よっぽどもったいない。 もう少ししたらいろいろ解約していくんじゃないか?そう、思う。

b-mobileが、いい。いい! そう言っていたら自分の周りにユーザが少しづつ増えてきた。このサイト経由して買ってくれているようで、ありがたいことです。 どんどん利用してくださいな。

2010年12月4日土曜日

ハードからソフトへ。タイプからタッチへ

iPadのiOS4.2以来ずっと使っているのに、本体右横にあるスクリーン回転ロックスイッチが別機能に変更されていることにしばらく気づかなかった談。・・
あまり深く考えない性格なのか?ある日それを固定しようとを思って、"やっぱり"いくらやってもスピーカーの消音マークしか出てこず、「あ、とうとう壊れた!」なんて一瞬びびってしまったのもつかの間、一足先のiPodの機能に気づいて赤面。
こういう時人間ってホントに焦るんだなと思った。
きっと自分は雪山で遭難したら真っ先に逝ってしまうタチだ。

一昔前のPCーDOS機のキーボードのイメージ、と言って通じるか分からないが、タイピングのカチャカチャ音は非常に耳障りだった。

"カチャカチャ カチャカチャ" "カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ" "カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ" "チャチャ チャチャ チャ"
"カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ カチャカチャ"
(途中のチャチャチャはデリート :笑)

思い出すとうっとおしいでしょ?
昔からMacintoshはディスプレーフォントにこだわっていたので(個人見解)、当時のDOS機の表示スピードに比べると、ちょっともたついて文字が表示されたような覚えがある。タイピングが早ければ早いほど後を追いかける様になるわけだ。

Appleの売りはトータルデザインでもあるから、本体とキーボードの統一感が好きだった。故にひいき目もあろうかと思うがキーボードの感触も(私には)常にDOS機一連のサードパーティ製を上回っていた。
矛盾している様だが、私は機能重視。あくまでファッションではなくMacをつらぬいていたつもり。デザインも機能という考えか。
しかしながら入力系は自分のクセに合わせるべくAppleを離れた時期があるのだ。
Functionキーが欲しくて、かの超でかいAppleのプロキーボードを買うまでの間(古っ)。と、ホイール付きの3ボタンマウスを愛用していた最近まで。

ふ とした心境の変化が起こったのはこの春の事。
気まぐれなのかなんなのか不思議な現象なんだが、メイン機買い替えの際ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスを選択する挙動を示したのだ。枕を変えるようなこの手の冒険をしない私に、これは大きなイノベーション。それもUSキーボード。理由は「カッコいい」、なんて自分らしくない。
ところがこれこそ、今のiPadのタッチキーボードの伏線であったと思えば感慨深い。

ワイヤレスキーボードは、それまでハードタイピングだった私の体を変えた。そんな強く叩かなくたっていいよ・・。
テンキーが無い。…サブノートのMacBookで、テンキー無しは平気と思っててもまさかデスクトップでそれを選ぶなんて。
キーが浅い。…強く叩くと"壊れそう"もあるしソフトに動かせばより早く疲れずにタイプできる。それに静か。
ポジションが変わった。肩もこらなくなったかも。
一見MacBookのそれと変わりないような気もするがやはり微妙に違う。証拠に、そのマシンではやはりハードタイプ寄りだったから・・。
ハードウェアの進化が人間の不要に気づかせてくれるだからこんな有難い事は無い。

そしてiPad。
最初私はこのキーボードを使う自信が無かった。(この記事はiPadから)
というのは、ブラインドタッチがどうしてもできないからだ。皆さんはどうしているんだろう?
それでも慣れというのは恐ろしいもので、人差し指、中指、薬指くらいでそれなりに早く打てるようになってきた。ワイヤレスキーボードを持ち歩こうかなんて気はさらさらない。
その瞬間がたまたま記録されていた。
このところお気に入りのApp、AudioNoteの記録音。
ある公演を録音しながらタイプしていたのだが、最初の頃は妙に"ボトボト"という音、タイプの音だった。あっ、これ欠点!と思ったのもつかの間、殆んど気にならなくなっていった。
叩く感じから軽く触れるように(タッチ)なっていた。

まだある。その直後のMacBook Air。以前も書いたかもしれないが、このキーボード(もちろんUS)は絶品だと思った。軽さ、戻り・・。

こうして、なんとこの数ヶ月でヒューマンインターフェースが総入れ替えとなった。確信したことは、キーボードは軽く動かせるタイプが断然いい。
自分の省エネにもなるし、周りにも迷惑をかけない。
真夜中に原稿を書いても妻の邪魔をする事もないのだから。
ハードウェアとともに、仕事の仕方が確実に進化している。

2010年12月2日木曜日

一週間のご無沙汰中のPad,Pod,Airはどこに居たか?

ご無沙汰です。砂と煙とホコリの国から戻って参りました。(キルンパークで窯作り

IMG_0748

↑ここは、ここです↓


住民が6名という限界集落。docomoの電波がやっと。という地区。b-mobileも室内だと限られた場所でしか受信してくれない。よって、窓際に。もちろん作業中もオンラインであって欲しいからだ。ちなみに窓の下に見える屋根が1週間の現場。レンガで築窯をやっていたため、グラインダで削ったレンガのホコリ、暖をとるために炊いた薪の煙が舞う環境であった。

b-mobileのバッテリーは4時間くらいは持つ、という認識はあるものの、電波の良くない所では携帯同様それほど持たないのでは?という気がしている。それ以前に12時間以上つけっぱなしのためバッテリー供給はAirのUSB経由とした。
余談だが、私がiPhoneを買えなかった理由はここでの仕事のせいである。 田舎の中山間地を拠点として移動を前提に常時オンライン、かつ低コストで行き着いたのがb-mobileなのだ。

実際Airを使う仕事はこの場所から、某専門学校の学生から送られてくる自習課題の確認に使った程度で、主なものはiPodとプチプチ付き封筒に入れたiPadで済ませられた。
メールが届けばアラートで知らせてくれるから携帯の転送機能もいらなくなってきている。パケホーダイも辞めてしまおうかというノリだ。
カメラは画質が良くないのは承知で、 iPodでたいてい済ませてしまうようになった。ワンタッチでムービーが撮れるのでこの気軽さったらない。
昼休みの昼寝はアラームに。明日の作業予定に天気予報(wethernews)。買い物メモにEvernote。計算に計算機。もちろんメールチェック。たまにtwitter。BGMにインターネットラジオ(SHORTcast)=は音が途切れて断念。iTunesの音楽で。・・非常に重宝した。

iPadはというと、DropBoxに保存したスナップ写真をロードするのに最高だった。建築中の窯のモデルとなった写真をチェックしながらの作業となった。数名でシェアして即座に確認できるのは他では変わりはできない。指でポイントが拡大できる。これはすごい事なんだ。

ということで気がかりはやはりホコリ。大量のホコリが常に舞っている状態。ま、流石に放置はしておかなかったが、家にもどるとホコリがかぶってザラザラしている状態である。そんな環境がマシンによいはずがないと解っていても仕事上必要とあらば背に腹はかえられない。
考え方を変えれば、ノートPCを現場に持っていくようなことは到底無理でもiPad、iPodなら可能。といえる。実際この両者はキッチンでも使うことが多くあり、かわいそうだが本当に助かっている。

ついでに写真に映っているアップルのシール付きバッグは、ホームセンターで買った3つ部屋の書類入れだ。ここにAir、Pad、Pod、ケーブル類。b-mobile、+(無理やり)DCアダプタを突っ込んで持ち歩ける。さすがにDCアダプタはキツイんだがそれ以外はすっと収まる。
いわゆる書類レベルの荷物なのだ。(厚手のノート、計算機、筆箱) 
iOSの機能性。メールやtwitterなどの常時接続の必要性。
・・どう考えてもこれ以下にはなれない。